大人の歯が変なところから生えてきた!?
こんにちは。東武東上線大山駅より徒歩1分の歯医者、遊座大山デンタルオフィスです。厳しい暑さが続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?さて今回は、子供の歯から大人の歯に生え変わる際に出くわす、よくある状況についてお話していきます。
子供の歯が抜けていないのに大人の歯が生えてきた!?
お子さまの来院時で一番多いのが、『子供の歯が抜けてないのに大人の歯が生えてきた、、』というご相談です。口腔内をチェックしてみると下の乳歯の後ろから永久歯がチョコっと顔を出しています。

通常、乳歯から永久歯へと交換していく際、抜けた歯の位置から大人の歯が出てくるのが理想的です。しかし最近のお子さまは全体的に顎が小さい等々の理由から、適切なタイミングや位置での交換がうまくいかないパターンが増えています。本来ならば、生えてくる永久歯の萌出と共に乳歯の根っこが吸収され(歯根吸収)揺れてきて脱落していく、、というのが適切な順番なのですが、このようにそもそもの位置がズレていると乳歯の歯根吸収は起こりにくく、抜けるようなお手伝いをしなければならない場合もあります。乳歯をそのままにしておくと、永久歯は適切な位置に移動できないまま歯がどんどん生えてきてしまうので歯並びの悪化や噛み合わせの異常などの原因にもなりえます。相応しい時期に乳歯を抜くという処置をすることで、永久歯がスムーズに交換できるような環境を整えてあげる必要があります。
乳歯の時から、歯並びが良い・悪いのサインを見逃さないように
虫歯などの問題もないので歯医者には通っておらず、大人の歯が生え始めて改めて、「この状態は大丈夫なのかな」と我が子を歯医者さんに連れてきてくださる親御さんも多いのでは?と思います。しかし永久歯の『萌出異常』はレントゲンを撮ると、ある程度予測することができますので、早期に来院されれば萌出異常等も早期に把握することが可能です。年齢が大きくなればなるほど、異常に対する治療は選択肢が少なく、負担の多いものとなる傾向があります。何も問題がなくても歯医者さんに通ってこれから訪れる歯の生えかわりなど、顎の成長の経過を追っていくことは問題の早期発見の観点から非常に重要です。ぜひ、かかりつけ医を探す際には、相応しい年齢でレントゲンや口腔内写真をとり、それらのデータをもとに、現在どのようなリスクがあって、成長と共に今後どうなっていくか、をキチンと説明してくれる歯医者さんで診てもらいましょう。
『治す』から『育てる』時代へ
早いと0歳台で上唇小帯・舌小帯の付着異常や、歯ならび・噛み合わせの異常のサインを見つけることができます。早期にその状態を保護者の方が分かっていると、ご本人・保護者・スタッフがチームとなってその問題に取り組むことができます。最近では乳幼児からすでに反対咬合のお子さまもいらっしゃいます。レントゲンを撮ってみたら過剰歯(本来なくて良い所に余分にある歯のこと)があったり先天性欠損歯(もともと永久歯が存在しないこと)が見つかる場合もあります。早めに知っておくためにも、小さい頃から歯医者さんに通い、お口育て、していきましょう!

