歯ぎしり、食いしばりをすると歯が染みる!?その原因と対策

「冷たいものを飲むと歯がキーンとする」「歯ブラシが当たると染みる」など、歯の染みる症状に悩んでいませんか?
虫歯が原因だと思われることが多いですが、実は歯ぎし増や食いしばりが原因で、歯が染みることがあります。
食いしばり・歯ぎしりの原因とは?
歯ぎし増や食いしばりには、さまざまな原因があります。代表的なものとして、ストレスや緊張、睡眠中の無意識な歯ぎしり、噛み合わせの問題、日中の習慣などが挙げられます。特に、仕事や集中しているときに無意識に歯を食いしばっている方は少なくありません。通常、リラックスしているときは上下の歯は接触しておらず、少し離れているのが自然な状態です。しかし、食いしばりが習慣になると、歯や歯を支える組織に大きな負担がかかります。
なぜ食いしばり、歯ぎしりで歯が染みるの?
食いしばりや歯ぎしりによって歯に強い力が繰り返し加わると、歯の根元部分に負担が集中します。 その結果、歯の根元がくさび状に欠ける「アブフラクション」が起こることがあります。
アブフラクションによって歯の表面が削れたり、歯の根元が露出したりすると、冷たいものや歯ブラシなどの刺激が神経に伝わりやすくなり、「歯が染みる」知覚過敏の症状につながる場合があります。 ただし、歯が染みる原因は虫歯や歯周病など他にもあるため、症状が続く場合は歯科医院で確認してもらうことが大切です。
改善するためには?
①日中に自分が食いしばっていないか意識してみましょう。
「今、上下の歯が当たっていないかな?」と確認し、歯が接触していたら力を抜いて、上下の歯を離すことを意識します。
②ストレスや睡眠不足なども歯ぎしりに関係することがあるため、十分な休息をとることも大切です。
③歯科医院で噛み合わせの確認やマウスピース(ナイトガード)による対策を行うこともあります。
正しい舌の位置・口の状態を知っていますか?
リラックスしているときは、舌先を上の前歯の少し後ろにある「スポット」と呼ばれる位置に置き、舌全体を上あごに軽くつけるのが理想的です。 そして、唇は軽く閉じ、上下の歯は接触させず、少し離しておくことを意識しましょう。
この状態を意識することで、無意識の食いしばりに気づきやすくなります。
まとめ
歯ぎしりや食いしばりは、無意識のうちに歯や歯ぐきへ大きな負担をかけています。 「歯が染みる=虫歯」とは限りません。「冷たいものが歯に染みる」「歯が痛む」「朝起きると顎が疲れている」といった症状がある場合、歯ぎしりや食いしばりが原因の一つとなっている可能性があります。
症状をそのままにしていると、歯のすり減りや欠け、知覚過敏などにつながることもあります。気になる症状がある方は、自己判断で放置せず、一度歯科医院で相談することをおすすめします。
当院では、お口の状態を確認したうえで、患者様一人ひとりに合わせた治療や対策をご提案しています。気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
